GNUPLOTにはこれまでに学んだ2次元のグラフ描画に加えて、3次元空間中に軌道を描く命令も用意されている。
set xlabel "X(t)"
set ylabel "Y(t)"
set zlabel "Z(t)"
splot "Lorenz.txt" using 2:3:4 with lines を実行してみよう。
この " using 2:3:4"オプションは、x軸に2列目の、y軸に3列目の、z軸に4列目のデータを使用するように指定している。

見たことのあるカオスアトラクタが描かれたはずだ。
3次元表示出来ると、次にしたくなるのは色々な角度から眺めること・・・、
向こう側から見たら、あるいは上から見下ろしたら、・・・どのような眺めになるのだろう。
GNUPLOTでは眺める角度を自在に指定出来るし、角度を少しずつ変えながら画像データとして保存し、
それらを連結すればアニメーション表示すら可能だ。
まず上から眺めてみよう。
set view 20,30
set grid
replot

xy平面を表す格子を見ると、先ほどよりも高い角度から眺めていることが分かるだろう。
set view によるモード設定の1つ目の値は上下方向の眺める角度を指定するもので、
初期値は60度である。また0度でxy平面を真上から眺めることに相当する。
またset gridを用いるとxy平面上に格子を描く。
set view 0,30 (真上 top view)
set view 90,30 (真横 horizontal view)
などの設定を試してみると良い。0から180度までを指定できる。
練習問題:真下から眺めてみよ。
次に眺める方角を変えて、向こう側から眺めてみよう。
上下角は元の60度に戻して、2つ目の角度値を調整する。
set view 60,210
replot

x軸やy軸の目盛の大小の向きが逆転していることに注意。
これは、180度回って反対側から眺めているためだ。
眺める方向は0度から360度の範囲で指定できる。
応用問題:3次元表示を応用して、XY平面上を(X(t),Y(t))が時間発展していく様子を描く図面を描画せよ。
ヒント:GNUPLOTのx軸を時間軸に取り、同y軸をX(t)、z軸をY(t)の表示に割り当てよ。
マウス左ボタンでドラッグしても視点を変えられる.
Ctrl を押しながら回転させると,Quick Draw(軸のみが表示される) モードになる.
中ボタンの縦ドラッグでz軸拡大縮小,横ドラッグでグラフ全体拡大縮小.
(3ボタンのマウスの場合.なくてももしかしたら左右同時押しでエミュレートできるかも?)